【傘職人】を使って、折れた傘の修理を素人がやってみました!
お気に入りの傘、買って間もない傘の骨が折れてしまって悲しい思いをしていませんか?諦めなくても大丈夫です。【傘職人】があれば初心者さん、ぶきっちょさんでも直せます!
傘の骨の材質について知る!
先日、息子が帰宅するなり
傘の骨が折れた!
えっ?!まだ買ってからそんなに経っていないのにぃ~😣
あちゃ~~完全に折れています😣
どうやらこの部分は、親骨と呼ばれている部分みたいです。
折れた骨を触ってみると。。。
ん?プラスチック⁈
傘の骨って、金属じゃないの?ん?何か先っぽが毛羽だってる?
何これ?調べてみると。。。
主に傘のフレームに使われている傘骨素材のひとつ。
引用元:アンベル株式会社
業界での名称は通称グラスファイバーと呼ばれていますが、正しくは繊維強化プラスチック (FRP) と呼びます。
ガラス繊維とプラスチックを混ぜて固める事で、プラスチック以上の弾力性を発揮します。
主に傘の親骨に使われる事が多いです。
単なるプラスチックではなかったのね😅
毛羽だっている部分は、グラスファイバーと呼ばれているみたいです。
プラスチックだから折れやすいんだわ!と勝手に誤解しておりました💦
軽量の傘を好む人が多く、骨にグラスファイバーが多く使われているようです。
同じく軽量なカーボンファイバー(高級傘)、従来のスチール製もあります。
グラスファイバーは触るとチクチクします。
ケガをする可能性もあるようなので気を付けましょう!
さて、何とか自分で直せないかと調べたところ、
傘職人という物を発見!
使い方をざっくり書くと、
折れた部分に部品をあてて、爪をペンチで曲げて固定する。
人間が腕や足を骨折した時、副木で固定するのと一緒ですね。
それほど難しそうではないし、部品も安価。
自分で直してみることにしました。
傘職人のパーツ選び
傘職人にも各種パーツがあるので購入前に自分の傘に合うものを調べます。
パーツの形として、親骨の骨折なので四ッ爪もしくは三ッ爪から選びます。
今回は完全に折れてしまっていたので、よりしっかり固定できる四ッ爪を選択。
次はサイズ選び。大と小があります。
ここが一番悩みましたが、折れた傘は親骨の直径が3mm以下だったので小を選択。
最後が色の選択。シルバーと黒があります。
いくら表には出ないといってもいかにも直して使ってますよ感は出したくないので
骨の色と同じ黒を選択。
さぁ、修理をはじめよう!
傘職人が届きました。4個入です。
道具としてはペンチ一本あれば出来ます。
しかし、今回直すのは、ジャンプ傘。
完全に開いた状態か、閉じた状態しかありません。
一番作業のしやすい中間の緩んだ状態がないのです。
そこで登場したのが、
クリップ~
中棒に挟むことによって、緩んだ状態を作ることができました。
2個使っているのは、1個だとバネの力に負けてクリップが動いてしまったからです。
もう一つ作業がしやすいようにボンドで仮留めをしておきました。
これらの下準備をしたおかげでスムーズに作業できました。
何とか自分で直せました!
結果はこんな感じです👇👇👇
爪の部分が1mmくらい隙間が開いていますが、しっかり固定されています。
修理後、試しに何回か閉じたり開いたりしましたが問題なし。
その後実際に使っていますが、今のところ問題ないです。
じっくりと探さないと気付かないですよね😉
今回修理をしてみて、こんな小さなことですが
自分で直せたという満足感と地球にもお財布にも優しいのがいいですよね!
こんなニッチなパーツを製造してくれている和気産業さん、ありがとうございます💕